
いよいよ、リペアに取りかかる。そう難しい箇所はないはずだったのだが。弦や部品を外したところ。

ここが一番の難所であることに気づく。
長年の弦の圧力を受けて、木が曲がっている。これをいきなりまっすぐに、するとポキンと割れて、はいそれまでよ、となってしまう。
というか、チューニング釘のところの断片はまっすぐにしようとして、まさに今、割ったところ。根元から行ってたら、危なかった。

本体をクレンザーと布で拭く。金属部分は、錆び落とし液で錆を落としてから、クレ226を掛ける。
拭いたら、きれいな模様が浮き出てきた。壁画の発掘のようである。

丁寧にもチューニングの音程がプリントされている。しかし、弦をもっと細いのに変える予定なので、参考までにする。

一番の難所。
曲がった木をまっすぐにする。清掃作業中などに、たっぷりと水を吸わせておいた。数時間吸わせておいてから、水で濡らしながらドライヤーで暖めて、ゆっくりクランプを掛けていく。

まずはブリッジ側から。
クランプ総動員で固める。接着は、こういう歴史的な物は、ニカワで修理すべきだが、やはり慣れているのでタイトボンドで。
表板と裏板の割れ目は、裏に3mmのシナベニヤを貼って補強。見えない箇所なので分厚くした。どんどん歴史的価値がなくなる。まあ、後世、これを開けてのぞく人もいないとは思うのだが。開けたら、あまりの素人修理ぶりにがっかりするだろうなあ。

まっすぐになった。24時間、乾かす。
錆びついた見た目のわりには、チューニングの釘に問題がないのが良かった。
今日は非常に眠い。寝たのが昼の1時。起きたのが夕方6時。仕事が一水社の下絵5P。
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