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さあ、神よ、俺を愛するのだ。

迷走する我が人生のごとく、さまよう。

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練馬彷徨。

すごいなあ。たまたま、こんなのが撮れた。練馬のアンティーク屋のショウウインドウを撮ったら、後ろの古そうな民家と重なり、オカルトのような気の狂った光景に。『悪魔が覗いた』という瞬間である。地獄に引き込まれる。ゴブリンの『サスペリアのテーマ』を後ろに流そう。

健康のために散歩をする。行き先は考えないのだが、練馬方面が畑が多いのでよく行く。少し歩くと急にキャベツ畑だらけになる。練馬と言うとキャベツ。

行程二時間。ちょっと散歩のつもりが帰りはきつかった。

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外国の車。

行きの道で思いつきで八百屋でバナナ150円を買う。スーパーでしか物は買わないので、イベントだ。八百屋で買ったのなんて、10年ぶりくらいではないか。個人商店の肉屋、魚屋で買ったことは生まれてから一度もないはずだ。こういう個人商店がなくなっていくのもわかるなあ。黒字になってるのだろうか。

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芸術的なバナナ。

千川上水脇の小公園で休んでバナナを食う。今日はいい天気で暖かい。冬にアクティブになっていることがなぜか多いが、冬はにがてだ。

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人通りがない瞬間を狙って、バナナを食う。バナナを食って分かったが、人前でバナナを食うのは、案外恥ずかしいものだ。見た目ではわからぬが、左手を思いきり伸して、写している。

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野菜が雑草化していた。なんだろう。空芯菜という言葉が浮かんだが、たぶん違う。花が咲いているのを見たら、アブラナ科のどれかだ。

武蔵関駅の踏み切りの辺りまで行き、戻ってくる。武蔵関の辺りまで行くと、見たことのない場所が多くて楽しいなあ。知らない場所と言うのは、エンターテイメントである。

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帰り。遠くまで来すぎたと、この後に後悔する事になる。公園でひと休み。天気が良くてのんびりだなあ。しかし、まだ練馬区を脱出すらしていない。

帰ったらすっかり疲れ果てた。

それから、仕事、午後の部。一水社の漫画のペン入れから背景5P。イマジンからの依頼も今月も来る。4P。どちらも、もう何年間も続いている仕事だ。出版不況の中、運良く続いているなあ。運は大切だ。さあ、神よ、俺を愛するのだ。

数日前に図書館で借りた本。

「暗黒の塔4、魔道師の虹」上。スティーヴン・キング

武蔵野を彷徨する44歳。44歳辺りで私の場合、人生の前編後編というのが分かれる分岐点になったと感じている。塩っぱい話だが、漫画家としては、新たに青年誌、少年少女誌に仕事を得るのは、無理な歳になったと判断したからだ。担当がいるとか足ががりがあればいいが、何もないからなあ。だめな時は仕方がない。これからは、漫画家としては、二軍の生活を送る。作家生活に限らず、人生はどこかで見切りを付けなくてはならない時が来るのだ。感慨は特にないな。後半はスティーヴン・キングのようになりたいのだが。

「お米紀行」石原健二

郷土の味と文化を訪ねて。農村面白い。農村とは縁がない暮らしをしてきた。田舎でも漁村だったからなあ。農村は、これから流行ると思う。そんなことはないか。

「捜査指揮 判断と決断」岡田薫
元警視庁刑事局長の書いた本。手強そうだなあ。仕事のために読む。

午前中は小説。資料をあたりながら書いたので、ほとんど進まず。64Pまで。寝る前にはWEBクリエイターの仕事も少し。

今日の小説。

 それから、長い年月が過ぎて行く。
 ロッキード事件では、『記憶にございません』で、すべて切り抜けた右翼の親父がいたかと思えば、今となっては、どうということのない並のレベルのタレントであるキャンディーズが大袈裟に騒ぎ立てて引退。
 農場でピーナッツを作っていたジミー・カーターは、大統領になりアメリカ合衆国中を不況にしクビになったが、そのうっぷんを晴らすように、その後は元大統領の肩書きで、世界中の外交に口を出し、物笑いになったり、ロナルド・レーガンも、やがてアルツハイマー病で嫁の顔もわからなくなり死去。
 モハメド・アリは今ではパーキンソン病だ。
 田中角栄は死んだ。大平正芳は死んだ。鈴木善幸は死んだ。竹下登は死んだ。宇野宗佑は死んだ。宮澤喜一は死んだ。橋本龍太郎は死んだ。小渕恵三は死んだ。横山やすしは死んだ。横山ノックは死んだ。高田渡は死んだ。ジャイアント・パンダのカンカン、ランラン、フェイフェイ、ホワンホワン、チュチュ、トントン、ユウユウも、みんな死んでしまった。お宅のゴールデン・ハムスターも死んだ。次に飼ったジャンガリアン・ハムスターも死んだ。お隣のモルモットも死んだ。近所の公園の土の中では、一メートル四方当たり九千匹のササラダニが一日で死んで行く。あなたの皮膚の上では、一分間に一万匹のウイルスが生まれては死んでいる。武蔵野市のはずれにある長い間、人の住んでいない廃屋の中では、死んで乾燥した女子大生が、粉末になってさらさら揺れている。
 死体だらけの長く果てしない時間の河の、粘りつくような腐った臭い。


パンダって、いろいろいたんだな。
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8件のコメント

[C562]

男でも
ばななには抵抗あるのね1111

[C563]

いやらしい。君が、くわえると、そのままですな。
  • 2007-12-13
  • ハム社長
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[C564]

これが、あの!!!ぶっとびました。
偶然はどこにでも飛び込んでくるわけじゃないと思いますよ、
仮にそうだとしても捕まえられないのが通常でしょう。
プロでも撮れない写真!お見事!!!
  • 2007-12-13
  • center
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[C565]

培われた神田さんの力は普通じゃないですよ。
芸能界なんかで、どうしてあんな嘴の黄色いのが人気なのかって疑問に思うことがあります。
やっぱ、人間はウン、きっかけじゃないんでしょうかねえ。
良い物は残る。見直される。そう信じて、自分を信じて、やるきゃない。
そんな訳の分からないことを思っている私ですが・・・・。
(^0^`)
  • 2007-12-13
  • フヤス
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[C566]

センサン<

不思議なものが撮れましたねえ。たぶん、プロの人は、かえって撮れないかもしれませんね。一瞬も考えてませんからね。

フヤスサン<

第二の人生ですよ。半ば定年退職するようなものです。
野球や相撲も引退が早いですが、漫画家も普通の仕事よりは早いですからねえ。
  • 2007-12-13
  • ハム社長
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[C568]

おお、バナナ食べている写真に写っているのは我が母校ではないか・・・・、後輩に鈴木蘭々がいます。

[C572]

あのクルマは日本のミツオカのクルマです。ベースは日産マーチだったりします。

すみません、たまたま知っていたもので、たまらず書き込んじゃいました。すみません。すみません。
  • 2007-12-15
  • きたざわ
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[C575]

ななしさん<

そういえば、学校が……。鈴木蘭々がここに、通っていたのかあ。東京はすごいですね。

きたさん<

よく知ってますねえ。古いクラシックカーだと思いました。
  • 2007-12-15
  • ハム社長
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神田森莉

Author:神田森莉
神田森莉(ハム社長)というホラー漫画家、自作楽器製作家。

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