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夏休み怪獣祭り

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蟹が襲ってくるところ。おいしそう。

今日はひどかった。昼の10時頃寝たら、昼下がりから日暮れまで、家の前でジャズコンサート。どんな場所に住んでるんだ。

ジャズなのでPAの音量は控えめだが、もちろん安眠はできない。またもや、大正通り商店街のイベントである。先週、盆踊りやったから冬までなにもしなくていいのに。サウンドはいいんだが。

昨日もユーチューブを見ながら仕事。白黒ホラー映画も最初の感動は薄れて来たがまだ見る。

Attack of the Crab Monsters 、原子力爆弾で巨大化した蟹が襲ってくるロジャー・コーマン映画。

Carnival of Souls、白黒ホラー。交通事故で九死に一生を得た主人公が幽霊の姿を見るようになるが、やがて自分の姿を他人が見れなくなって、実は自分は死んでいた。

At The Earths Core (1976) 、『地底旅行』だったか。原作を見るとエドガー・ライス・バローズのペルシダー・シリーズだった。コウモリ人間に超能力に操られるなど、意外と原作をちゃんと生かしてる。

The Valley of Gwangi (1969) 、カラーのハリーハウゼン、怪獣映画。これは映画の出来がいい。ストップモーション怪獣映画は、子供の頃はゴジラなどに比べると、いかにも古く感じていたが、今見るとむしろ着ぐるみより味があって良い。

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ふさふさ。『怪談源氏物語』の下絵。23Pまで。あと二日くらい。営業をしなくてはなあ。小説の『血の袋』もクライマックス。やはり子供を、傍若無人に殺したら発表できないだろうと、営業的に考え変える。仕事がないので永遠の夏休みだ。

鬼狸社中

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狸。

びっくりするほど、狸にならないので驚いた。狸はむづかしい。営業用の『怪談源氏物語』の下絵。16Pまで描いた。連れには怒ったリスと言われた。

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昨日のユーチューブ映画大会。

昨日は、夏休み怪獣映画大会である。The Beast From 20,000 Fathoms 、白黒の北極怪獣映画。北極の怪獣シーンがきれい。The Beast of Hollow Mountain 、カラーの西部劇怪獣映画。怪獣がもったいぶって、ラスト30分まで、なかなか出てこない。

その前日。

My Bloody Valentine 、カラーのスプラッター映画。ビデオで見たような記憶がある。どうということはない。 VAMPYR 1932、白黒の実験映画みたいな低予算のホラー映画。The Gorilla 1939、白黒ホラー映画、リッツ兄弟というマルクス兄弟のパクリの人たちが出て来て、ドリフのような古い笑いをやり、ほんとにつまらない。

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食った。仕事をしながら一時間以上かけて、じっくりとシチューとオカラを作る。うまくできた。

空手対幽霊

 
 「えいやッ!」 女子大生幽霊体の猛攻にもかかわらず、鉄玉郎はマイペースで、拳と足を繰り出し続けた。身体を覆う黒い霧の動向には、まったく影響を与えなかったが、鉄玉郎の手足は恐ろしい速さで、空気を切り裂き、小気味よい音を立てた。
 
 しゅっ!
 しゅっ!
 
 一撃必殺ッ! もしこれが、物理的に存在している相手に当たっていたならば、確実に死に至らせていたであろう。それほどの強烈な技々だった。効果がまったく上がっていないにも、かかわらず、その攻撃は、さらに鋭さを増して行った。
 元女子大生の微粉末は、怒りに任せて、鉄玉郎の身体を攻め続けた。顕微鏡サイズの何億人もの、血に飢えて怒り狂った女子大生が、身体中の細胞を食いちぎっている姿を、イメージすると良いだろう。なんという天国のような地獄であることかッ! 最前までは、爆音が鳴り響いていた鉄玉郎の耳は、今では食いちぎられる鼓膜の量も、残り少なくなったのか、キーンという人類の可聴範囲を超えたような耳鳴りが聞こえるばかりだった。視界がかすむ。視力が落ちて来たようだ。老眼なのに、さらにひどくなるとは……。女子大生たちの粉末が、鉄玉郎の角膜をめくろうと、全力で力を合わせているのである……その姿は、まるで中国の文化大革命時代の、人の命を屁とも思わない人海戦術のごとし、または、エジプトで何百人もの奴隷を石の下敷きにし、ぶっ殺して建てたピラミッドの建造のごとし。ただし、鉄玉郎の身に起こっているのは、建設ではなく破壊。鉄玉郎は、生きながら分解されようとしていた……。
 身体の内側と外側に同時に激痛が走り、止まない。おそらく、すでに身体中の血管、一本一本に、牙を剥いた凶悪なミニミニ女子大生が入り込み、食事をしてるに違いない。
 にも、かかわらず、鉄玉郎の緑色の血液は頭のてっぺんから、脳みそ、一心房しかない爬虫類の心臓、陰茎の海綿体、足の先まで、前にも増して全力で駆け巡り続けていた。鉄玉郎は、今日ほど、己の白血球にがんばってもらいたいと、願ったことはなかった。ある意味では、白血球は血液の中の鉄玉郎の分身である。全長一〇万キロメートルに及ぶ……赤道の二倍の長さ……血管の中で、極小の鉄玉郎と女子大生の壮絶な大戦争が、勃発していたのであるッ! 言うなれば、人体世界大戦ッ! アウシュビッツが、NHKの教育番組に見えるほどの、度を越した残虐行為があちこちで、散見された。俺の血液の中が地獄だ。
 血の涙を流しながら、鉄玉郎は真っ赤な中空を睨み続けた。シャワーのように霧状の血が、目玉から吹き出す。口や鼻からも、息をするたびに、竜が炎を吐くごとく、赤い霧が噴出した。赤い放射能を吐くラーメン屋怪獣である。
 世界は赤外線コタツの中で、炙られているようだった。赤熱地獄……。ただし、地獄の鬼は巨乳の屍女子大生。怒りの炎に、火が着いて来た。このままでは、幽霊に殺される前に、身体中の血管がぶち切れて、自分で死んでしまいそうな勢いだった。
 
 ぶん
 
 最初に異変を感じたのは、鉄玉郎の中でも、辺境の毛細血管に忍び込んでいた微粉末女子大生たちだった。その鋭利な千枚通しのような歯を使い、血管を内側から、がしがしと噛んでいたのだが、あまりの血流の激しさに耐えきれず、流され始めたのである。大地震の時の土石流のように、血液が女子大生たちを襲った。しかも、不健康な生活で動脈硬化の気があった鉄玉郎の血液には、大量の血栓が、大洪水で押し流された木や家具のように、入り交じっており、流される女子大生の柔らかな身体をもみくちゃに翻弄し、ばらばらに引き裂いた。この世で一番危険なのは、鉄玉郎の血液である。言わば、死亡率一〇〇%の天竜川の川下りのようなものッ! 尋常ならざる血圧が、女子大生の微粉末に掛かったッ! その圧力は、日本が誇る海底調査船『しんかい6500』でさえ、体験したことのない未曾有のものだったッ! 恐ろしいことに、正確な球形であるはずの粉末女子大生の分子が、鉄玉郎の血管内の超高速の勢いによる圧力により、楕円形に変形していた程であるッ! 宇宙の物理学をも、超越する男、鉄玉郎ッ!
 右足のつま先にいた粉末のA子さんは、次の瞬間には、大脳のシルビウス裂まで、流されていた。鉄玉郎の脳の構造はまったく驚くべきものだった。一度、凍って溶けた大根のように、一面にスが入っていたのである。これでよく生きているわねえ……と女子大生は、呆れ果てた。また、かなりの大きさの腫瘍が、トルコ鞍近傍で見つかった。粉末であるA子さんは、腫瘍に噛み付いて、絶命させてやろうと思ったが、次の瞬間には、ふぐりの中に流されていたので、なすすべはなかった。むしろ、自分が臭くて死にそうになった。A子さんを始めとする身体中の何億もの微小な女子大生たちは、押し流されて目が回った。
 
 ぶはっ
 
 荒い息をするたびに、鉄玉郎の鼻から赤い霧が、長さ一メートルに渡り吹き出された。幽霊女子大生は、その霧の成分である微小な血液のつぶ、ひとつひとつが超ミニミニ分子サイズの怒り狂った鉄玉郎であるような妄想に捕われた。(そんな馬鹿な……。そんな非科学的なことがあるわけないわ……) 幽霊女子大生は気を取り直した。もちろん、論理的に考えて、幽霊絶対有利の状況は、変わりようがない。しかし、なにかが変わり始めていた。
 鉄玉郎は、鬼のような形相で、幽霊の頭がありそうな辺りに強い眼差しを向けた。心臓の鼓動に合わせて、目から赤い霧の花が咲いた。よくこんな状態で、生きているものである。
 幽霊女子大生は、じりじりした。(あたしは霊体だ。暗い微粉末の影でしかない霊体の頭が、ただの人間であるこの男に見える訳がない……) 元女子大生は、自分を安心させるために、努めて論理的になろうとした。ところが……。
 (こいつッ! あたしの目を見ているッ?) いかなる神の御業を使ったか……鉄玉郎は、幽霊女子大生の目を、はったと見据えていた。(目が合ったッ!) 赤い花が点滅する奇々怪々な鉄玉郎の眼差しに捕らえられ、彼女は失禁しそうになった。幽霊なので、尿は出ないとは思うが、万が一、なんらかの形で、おしっこを漏らした場合、その液体で自分の居場所がはっきりとばれてしまうかも知れない……と彼女は思い、パニック状態になった。その瞬間、跳び上がった鉄玉郎の後ろ回し蹴りが、心霊女子大生の顔面に、もろに炸裂したッ!
 
 どかッ!
 
 もちろん、命中する訳がない。彼女は、気体だ。ところが、幽霊女子大生は、確かに蹴りが顔面に炸裂した音を、その耳で聞いた。おそらく、確実に命中したと思ったその心が、生み出した幻聴だったのではないだろうか? 幽霊とは言え、その基本となる心の動きは人間と同じものなのである……。また、元女子大生は、恐ろしい事実に気が付いていた。幽霊の最大の長所は、生身の肉体である人間には、傷つけられない点である。さもなけれは、柳の下に、ひゅうどろどろと出たとたん、侍に滅多斬りにされたり、暴力団にぼこぼこに殴られたりして、その結果、恐怖の対象として、畏怖されることはなくなっていただろう。言うなれば、形がない特典による特権階級だったのである……幽霊は。
 ところが、彼女は鉄玉郎の跳び蹴りで、わずかに揺れていたのである。ほんの数ミクロン程度のものではあったが、そんなことは幽霊の歴史上……よくは知らんが、長いことは確かだ……前例を見ないことであるッ! (そんな馬鹿な……) 霊体女子大生は、唖然とした。しかし、確かにこの男の汚い踵が、自分の顔の辺りの空間を通過した時、微小な圧力が掛かったのを感じた。自信が揺らぎ始めた。
 間髪を入れず、鉄玉郎は正拳の上段突きを、正確に顔面の位置に、ヒットさせた。当たらないと、わかっているとはいえ、擦っただけでも確実に即死するような恐ろしいパンチが、顔のど真ん中を通過するのである。そんな体験をする女子大生の心の怯えは、いかほどなものか……。しかも、少し当たって来ている気もするのである。
 「きはええええええええええええッ!」 怪鳥のような奇声を上げる鉄玉郎。文明開化した近代人にはあり得ない、一〇〇%の自信を心に持つ狂人のように見えた。鳥インフルエンザで完全に脳みその溶けたアホウドリが、耳元で絶叫しているような叫び。耳障り……なんて、ものではない。音声による拷問である。心霊女子大生は、肉体的に傷つけられることはなくても、音声により神経をおかしくされる可能性は、じゅうぶんにあることに気が付き、身の毛がよだった。(あたしの耳は、赤子のように無防備だ……)
 もちろん、その大声は鉄玉郎自身の命も縮めた。しかし鉄玉郎は、これでようやく肉を切らせて骨を断つ……というお得意の状況になってきた、と不敵に笑った。
 「ちょもらまああああああああッ!」 八〇〇〇万年前の古代からプテラノドンが蘇って来たような奇声を上げながら、鉄玉郎は再び正拳上段突きを顔面に入れた。絶叫とともに、大量の鮮血が鉄玉郎の口から、毒霧のように吹き出し、霊体女子大生の上に降り注いだ。
 (まさかッ!) 驚いたのは霊体女子大生だった。見えないはずの自分の身体が、鮮血を浴び、その女性らしい豊かな輪郭がくっきりと浮かび上がってしまったのだ。女子大生は、巨乳で全裸だった。気体なので残念ながら細部は見えないが、女子大生が動くたびに、豊満な肉体が、ぶるんぶるんと揺れるのが、わかった。彼女の身体は、血で真っ赤に染まり、濡れて光っていた。実に猥褻な光景だった。運動不足なようで、腹が出て胸も垂れ気味だ。もっとも、細部まで見えないのは、口が耳まで引き裂かれていたので、かえって良かったかも知れない。鉄玉郎は牙を剥き、白亜紀の恐竜のように唸り声を上げた。幽霊女子大生が、それが笑ってるのだ……と気が付くのに数秒かかった。その時、部屋の入り口で、小さな悲鳴が聞こえた。
 
 

ビンセント・プライス

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NHKを見てたら、やばそうな料理番組をやっていた。時々、へんなものが出てくる土壌だな。

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B級映画の帝王、ビンセント・プライス。

特に面白い人でもないのだが、顔は好きだ。昨日はクリストファー・リーのHorror of Dracula を見てから、The Brides of Dracula を見る。見ながら仕事。邦題は『ドラキュラの恐怖』と『ドラキュラの花嫁』だったか。

時間が早朝の4時から9時頃というドラキュラらしからぬ時間帯。早起きではなく、それから寝るのだが。

その前日はThe Last Man On Earth - 1964 - Vincent Price とNight of the Living Dead-1968 を見る。同じく見ながら仕事。The Last Man On Earth は有名なSF小説をビンセント・プライスが大げさな演技でだいなしにしてしまうという名作。

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漫画は営業的にどうしたものか、と思ったが、とりあえず営業用のレディコミの童話ものを進める。怪談源氏物語。平安時代は絵にしてみると、すごい破壊力だった。不条理だなあ。

携帯サイトに営業の封筒を3通出してくる。

昨日は夕方から下北沢の本屋の手伝い。帰りにラーメン屋の、つけ麺を食べたら、一気に太る。

死霊のホステス

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赤魚の煮付け。

とても鮮度の悪い赤魚が安く売っていた。半額で50円で3キレ。煮たら意外とうまかった。(西友の冷凍100円)赤魚がうまいのは、初めてかも。暑さのせいか、生ものの値下げ品が多い。暑さの恩恵である。

祭りが終わったと思ったら、今度は武蔵野ヒルズマンションだかの販売促進クジ引きイベントを、大音響でやっている。明日もやるんだろうなあ。一等が出て、5000円の東急の商品券が当たったようだ。

ずっと寝ているはずなのに、覚えているということは、MCが始まるたびに起こされてるのだ。安眠を返せ。

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昨日の白黒ホラー映画大会。

El Baron Del Terror。なぜか、スペイン語だが、恐怖男爵か。他の部分は割と真面目に進むんだが、この怪人が出たとたん、くずれる。昔、メキシコの宗教裁判で火あぶりにされた男が、300年後に彗星とともに現れるのだが、なぜこんな化け物の姿になってるのだろう。手はカニのようなハサミである。

他にThe Indestructible Man - 1956 - Lon Chaney Jr.と、Mark Of The Vampire (1935)をもう一回ちゃんと見る。見ながら仕事である。こういう映画は、じっくり見るには間が持たない場合が多いから、仕事しながら見るのがちょうど良いかも知れない。

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その仕事。『怪談源氏物語』のプロットが完成。どうです、読めない字でしょう。これでも、いつもより遥かに丁寧に書いている。営業的にどこに進めば良いか、迷う。創作的には迷いはないのだが、商業作家なので載らないと意味はないので、そこが難しい。

他に『死霊のホステス』という話も考える。レディスコミック向けのミステリーだが、女性誌的ではないので題は変えると思う。この題で通るようになれば良いと思うのだが、そんな時代は来ないだろう。

危険な魚

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アジ。

塩焼きにしたが、これを食べるたびに口の中が切れる。実に危険である。100円だから安いが、そのかわり毎回怪我をする。貧乏人は怪我をしてもかまわないというアジ側の主張か。

ダイエット中なので、あげものにはせず、単に塩焼き。

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今日のベラ・ルゴシ。

フリークスで有名なトッド・ブラウイニングのMark Of The Vampire (1935)。最後に、実は吸血鬼と見せかけた殺人事件だった、というオチが付く……英語でよくわからんが、たぶんルゴシは、雇われた吸血鬼役者だった……が、そのオチにベラ・ルゴシは、なっとくしてたのだろうか。不老不死だから、細かいことは気にしないのか。

『暗く聖なる夜』マイケル・コナリーを読む。すばらしい。

昨日は結局、盆踊りがうるさいのでヘッドホーンをして、仕事をした。ヘッドホーンもスタジオ仕様のでかい奴で、外の音を防音する。今日もこれから盆踊りだ。『恨みの盆踊り』だな。昨年あたりは、同じ時間に寝てたので、ひどいことになった。今年は起きてるだけましか。

空手対エロ本

「さては、貴様が敵かッ!」
 これは試合ではないため、フルコンタクト空手では禁止されている顔面への突きを、鉄玉郎は相手を一撃で殺すために見舞おうとした。拳が相手の鼻先一〇センチまで接近した時に、それが小学生くらいの子供であることに気が付いた。老眼でよく見えなかったのである。不運な子供は、夜道で宮崎勤にでも会ったような、怯えた顔になり逃げて行った。手に持っていた細長いものは、捕虫網だった。
「なんだ……。昆虫採集のガキか。虫を集めて佃煮にして、食うんだろうな。劣等的な人種の多い、多摩地区ではよくある風習と聞く。確かに蠅の子の佃煮は、極めてまずい。しかし、身体には良いから、もっと食うべきだ」 鉄玉郎は、ほっとした顔をする。「危うく罪のない子供を殺してしまうところだった。しかし、ここなら叫び声を出させないように、一気に殺せば、誰にも、ばれないだろう。殺してみるのも、面白かったかもしれんな…。うーむ、ちょっと殺したくなって来たぞ。どこまで、逃げたかな?」 うれしそうな顔で、敷地の奥の暗がりを覗き込む鉄玉郎。荒い鼻息に、長い鼻毛がふさふさと、高原で揺れるケシの花のように揺れた。美しかった。ちょっとした林くらいの広さのある庭だったので、子供の姿は見えなかった。鉄玉郎の半分ほど勃起していた陰茎は、柔らかくなった。安全宣言である。
 廃屋の厚く重い扉を開ける。前に来た時はこのドアのノブで、デブの片手の骨をすべて粉砕してやったものだ……。あれは、楽しい思い出だった。デブのデブデブした肉の固まりの中で、骨が粉々に砕けて行く快感。柔らかい中で、小さくて固い。意味は良くわからないが、鉄玉郎はこの世にとって良いことをしているのだ、という気がしていた。片手の指がなくなって、デブもさぞや楽しかったことだろう。はっはっはっ。鉄玉郎は、暗い廃屋の中で、狂人のように大声で笑った。鼻毛がまた揺れる。デブは肉が過剰なのだから、少しくらい身体のパーツを失った方が良いのだ。そのデブも今や、骨壺の中だ。死んで火葬され、からからに乾いた骨片に変わり果ててしまった。良い気味だ。鉄玉郎は、しみじみと人間の生命の諸行無常を噛み締めた。「デブなのにずいぶん軽くなったものだな。これではダイエットのしすぎだ」 デブの葬式に行った時、焼き上がったお骨を見て、鉄玉郎はデブの両親にこう言ったものだ。面白い冗談にもかかわらず両親が少しも笑ってくれなかったので、鉄玉郎は不審に思った。遺伝的に精神に異常のある家系なのではないか。まあ、こういうデブのような意志薄弱者を産むような家系だから、欠陥があっても仕方があるまい……と鉄玉郎は、暖かい目でデブの両親を許してやることにした。ちなみにデブの両親は、二人とも、がりがりに痩せていた。
「楽しい回想に浸ってる時ではないッ!」 鉄玉郎は、気を引き締め、未知なる敵が潜んでいるであろう、朽ち果てた家の奥に進んで行った。ぼろ布のような色の褪せたカーテン。布地が破れて錆びたスプリングが覗いている、かつては高価だったであろうソファ。今ではもう見ることのない、ダイヤル式の黒電話が床に転がっていた。霊界からの電話が、来ることがあるのだろうか。窓は板を打ち付けられて、閉ざされていた。その板の隙間から、夏の終わりの、長い西日が差し込む。内部はさらに、崩壊が進んでいるようだった。俺の心も崩壊が進んでいるのだ、と鉄玉郎は強く思った。この廃虚は俺だ。
 なにしろ、相手は人間ではない。どんな事態が起きようとも対応できるように、鉄玉郎は拳を胸の前に構え、慎重に家の奥に進んだ。例の干涸びた女子大生のいた部屋に入る。その時である。ふと、鉄玉郎の視線の隅に、なにやら異形なものが映った……。
「ていやッ!」 瞬間的に跳び跳ね、絶叫する鉄玉郎。腕で顔をガードしながら、部屋の隅を見る。以前にもあった朽ちたエロ本だったッ! 恐ろしい……。鉄玉郎は、身の毛がよだつ思いがした。無性に今すぐ、誰でもいいから人を殺したくなった。自分が殺される前に相手を殺すのだ。どんな廃虚、どんな河原にも、必ずあると言われるエロ本。例え、繊維が分解し……偉大なるシロアリに幸いあれッ!……土塊に帰ろうとしているような状態でも、きゃつらエロ本はまったく、油断がならねえ。いつ、何時、どんな卑劣な手段を使って襲ってくるか、わかりはしないからだ……。
 息を止め、エロ本が襲ってくるのを待った。やつは持久戦に持ち込むつもりらしかった。『中出しおねだり妻全員集合』『食い込みパンティ調査隊』の文字が、かろうじて読めた。グラビアは星野麗子。これはちょっとプレミアが付くかな、と鉄玉郎は思ったが、息が苦しくなって来た。目の前に黒い点が舞う。その黒い点が、太陽のように巨大化した辺りで……このまま、我慢し続ければ、長い鎌を持った死に神のシルエットに変わるに違いない……、これはただのエロ本である、と鉄玉郎はようやく認識し、深く息を吸った。
 ただし、このエロ本が俺を窒息させて殺そうとしたのは、歴然とした事実である。油断はならない。いつ牙を剥いて襲ってくるか、わからない。鉄玉郎は、ちょっと自分の片目を抉り取り、それを手で後ろ向きに持って、前後が同時に見えるようにしながら、かつて、女ミイラが寄り掛かっていた、壁の前に来た。断片でも落ちてるかと思ったが、たまった土ぼこりと、粉砕されたミイラの粉末が、ごちゃごちゃになって、よくわからない。
「それとも、粉々になったミイラの粉が、自らの意思で移動したか……」 などと鉄玉郎は、不吉なことをつぶやいてから、ふと、前に来た時はエロ本は部屋の外にあったことを思い出した。
「エロエロエロエロッ!」 気が付くのが一瞬遅かった。エロ本は、信じ難いことに蝙蝠のような叫び声を上げながら、ばたばたとページを羽ばたかせながら、鉄玉郎に襲い掛かって来た。驚いた鉄玉郎が、目玉を離したので、片方の視界が、ぐるんぐるんと三六〇度回転を続け、船酔いしそうになった。空飛ぶエロ本が、その紙の端で、ぶらんぶらん揺れるその片目を、切り裂こうとしたので……切れると痛いのである……、あわてて目玉を眼窩に仕舞った。これで万全である。
 紙の端ほど、恐ろしいものはない……。誰でも、うっかり、スーッ! と紙の端で、指を切られて痛い思いをしたことがあるだろう。紙と言う奴は実に悪質でたちが悪い。

ベラ・ルゴシ

今年も家の前の通りで、盆踊りをやっているので、いとうるさい。町の真ん中に住むのも考えものだ、と毎年思うのだが。MCをPAで大音量で鳴らすのはやめてほしいなあ、大正通り商店街。

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シンメトリーな食い物。バジルの葉っぱを乗せてみた。生バジルの使い方はよくわからないが、こういう使い方は良い。

バジルは、プランターに植えて増やそうと思って買って来たが、外に植えたのは、さっそくしおれた。暑すぎたか。室内で水に差してるのは、生きてるが根が出るかどうか。

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新しい食い物。エビセンモヤシ。見慣れない物だな。エビセンがあったので乗せてみた。米を毎食食っていたら、一気に太ったのでまたダイエット。米を一膳にして、その分をモヤシで埋める。

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最近は仕事中に、白黒のホラームービーをユーチューブで見る。ベラ・ルゴシがコウモリに電気を流して、悪魔コウモリに改造しているところ。

ベラ・ルゴシは格調が高くて良い。我らの世代は吸血鬼と言えば、クリストファー・リーだった。ベラ・ルゴシは白黒時代の人なので、ユーチューブがなければ、こんなに見る機会はなかった。

ベラ・ルゴシは不老不死だから、今も生きてるに違いない。

図書館で借りた本。

『暗く聖なる夜』マイケル・コナリー
すばらしい。現代のハードボイルドの最高峰。

『真クリトルリトル神話体系4』H・P・ラヴクラフト&A・ダーレス

『中国人、『食』を語る』暁白他

『中世の愛と従属』保立道久
中世と言っても日本の平安時代。固そうな題の割には、おもしろい。

『四谷奇談』の営業。

江の島

暑いだるい。なにもやる気がしない。

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江の電。かわいいねえ。

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江ノ島だ。夏らしいなあ。

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砂浜。

汚いなあ。さっそく、潮風でべたべたになる。

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ホンダワラだ。がんばると、食えないこともない。たぶん。

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猫。耳のあたりをからっと、揚げるとうまい。

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鳥居だ。

江ノ島は25歳で上京した時に来た以来だ。20年ぶりくらい。

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崖の上にへばりついている旅館の廃墟。地震がくると崩れ落ちそうだ。

江ノ島本体は階段ばかりなので、自転車も入れない。旅館や食堂はどうするのかと思ったら、酒屋がひたすらビールの樽を担いで運び込んでいた。これは、重労働だ。

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亀石。

オリーブオイル焼き

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いろんなもののオリーブオイル焼き。

ニンニク、トウガラシとオリーブオイルたっぷりを火を通し、具材を乗せてふたをしてひたすら弱火で一時間くらい炒めるというもの。炒めると言っても動かさない。ハーブがたっぷり。

まずくなる訳がないが、実に高カロリーである。

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チーズケーキなるものも、この世にはあるので、チーズに甘みを合わせても、いいはずだと思いジャムに乗せた。

こういうものばかり、食べていたら如実に太った。59キロ。3キロほど多い。さっそく、米を減らしてモヤシを食い始める。米はついおかわりしてしまうので、太る。麺類だと食べると次は茹でないとならないので、おかわりはないのだが。

しかし、二人分の食事となると米は、実に都合が良いというのがわかったので、米にしている。難しい問題である。

一水社のネームを切る。

携帯サイトに営業しようと思うが、携帯サイト向きの作品見本を描かなくては。今ある作品のコピーでもまったくだめではないと思うが、ここはしつこく行ってみようと思う。

非常に暑い。しかし、エアコンを強く掛けると寝てる間に腹が冷えて壊れる。でも、布団をかぶると暑いという難しい事態である。でも、夏らしいのは好きだ。

青春のロシア・アヴァンギャルド

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今日も非常に眠い。いつも寝起きが悪いが、この季節、とみに悪い。もちろん、寝付きも悪いのである。

昨晩は暑かった。エアコンのある部屋の隣に寝ているのだが、暑くて寝れない。部屋を隔てる引き戸の開ける位置を変えて、冷たい空気が入ってくるように工夫する。

携帯サイトなどの営業用と練習用にやっていた原稿のカラー着色ができたので、10部ずつプリントする。

のんびりと営業活動や小説や散歩をしていたら、意外と日にちが経っていた。気がつくと一水社の締め切りが迫っていた。微妙に急いでやらなくては。

マンコスのライブハウスからのオファーがあり、大阪ツアー前に都内でやるかも。客が来ないから、ノルマがたいへんなのだが、たまにだからいいか。

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昨日は東急BUNKAMURAギャラリーの『青春のロシア・アヴァンギャルド』を見てくる。久しぶりに渋谷だ。カツヤでカツドンを食べる。発泡酒が280円で安いが、焼酎と水を混ぜて量を増やしたような味だった。

酔ったのと食ったので苦しくなり、ギャラリーに入る前にカフェ・ドゥマゴだかなんだかで、コーヒーを飲もうとしたら値段がいと高く、酒とコーヒーの値段があまり変わらなかったので、林檎のシードルを飲む。酔いを醒ましに入り酒を飲んでどうするのか。

『青春のロシア・アヴァンギャルド』。カンディンスキーは1枚だけだった。

右も左も良いのも悪いもの政治活動する人間の顔つきが嫌いで、そういうものとは距離を置きたいのだが、党の方針で抽象絵画が禁止になり、具象画しか描けなくなった人がいて、実に悲惨だった。こういうふうに、どうこうしろと他人に言われるのだけは、どうにも許しがたい。芸術やアートなどという空気のような実体のない物を、崇拝する気持ちはもはやひとかけらもないのだが、意外と芸術家の魂は、まだ消え去ってはいないようだ。

ハニーシックスと魂の旅

今日の放浪。徘徊老人のように徘徊する。判断力がなくなって、迷走するあたりが実に徘徊老人的である。今日は健康のために散歩をしようと思っていたが、起きてみると身体が疲れている。どうしようかと、思いながら、西友に買い物に行かなくては、ならないので、だらだら歩き出す。

朝ご飯を食べてなかったので、24時間スーパーのフーデックスプレスで、豆パンとソバ茶を買って歩きながら飲み食い。

少し散歩をしようかと思ってただけなのに、結局、果てしなくさまよった。6時間の運動。健康的である。というか、疲れた。

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そこらの公園で一休み。木のコケ。

善福寺公園の方向に向かうが、善福寺公園には入らないでまわりをうろうろする。

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杉並区に入る。千川上水の碑が立っていた。このへんは、暗渠になってる。地下の下水は『暗渠』で合ってるのか。このへんでUターンして、西友に行こうかと思ったが、もう少し先に進むことにした。永遠に進むことになった。

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菊池寛の家の近くの公園。蚊に二カ所刺される。ムヒSを塗る。Uターンのつもりで、南の方向に進む。

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そのへんの中学校の脇の駐車場に『ハニーシックス』のバスがあった。このバスにのって、ツアーをしてるのだろうか。家がこの辺なのか。メジャーレーベルに、まだいるのだろうか。その魂はまだ旅を続けているのだろうか。そこはかとない侘しさが、泣かせる。

ここからが、なかなか迷走3時間。西武新宿線に行き当たったので、ひとつ隣の駅まで歩くことにする。武蔵関駅に着く。バスで帰ろうと思っていたが、吉祥寺行きがなかった。見つからないだけで、どこかにはあるかも知れない。

そこで電車で隣駅に移動する。東伏見駅。いいアイデアだと思ったが、その判断は間違ってたようだ。

ここでモスバーガーでアイスコーヒーで休憩。バス亭に行くと、吉祥寺行きが40分後、三鷹行きが20分後。小さな駅なので、一時間に一本しかないようだ。

この際、電車で帰ろうとまた電車に乗る。しかし、またも思いつきで田無駅で降りる。迷走である。吉祥寺で田無行きのバスを見た覚えがあるのだ。

気のせいだったようだ。吉祥寺行きはなかった。

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初めての田無だ。駅前のビルの東秀で冷やしラーメンと生ビールを飲み食いする。ギョウザも欲しかったのだが、疲れきっていたのでこれだけにしておいて良かった。

バスで武蔵境駅まで行く。そこから、電車で家に帰る。やれやれ、ようやく帰れた。永遠に帰れなくなるところだった。仕事もせずに、こんなことをしていていいのか。

人生設計

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非常に眠い。

今日は起きたら、昼の12時。天気がいい。昨日は寝たのが早朝の5時。しばらく仕事はないのだが、営業のためにやることがたくさんある。投資のようなものだが、ちゃんと、金になって戻ってくるのか。

携帯サイトの普及を考えて、この先は漫画はフルカラーで描く時代になると思い、フォトショでカラーの練習をする。前に描いた作品に着色。カラー用の原稿ではないので、トーンが張ってあり、トーンがあると実に着色しにくい。めいっぱい拡大して、ドットの間をペンキツールで埋めて行く。

手塗りの方が得意なのだが、量産を考えるとフォトショでやらなくては。

郵便局に行って、営業のネームを出してくる。それから本屋に偵察にいくと、レディスの童話ものが、今まで出してなかった出版社から出てるのを発見。ちょうど良い。うまくこの辺で仕事が取れたら、数年は持つのではないか。

それから三鷹まで散歩。

今やってること。

小説『血の袋』、300枚。
次作の小説の構想。
次のレディコミ童話のプロット『怪談源氏物語』。
カラーの練習。
レディコミの営業活動。
エロ系の営業活動。

仕事が一水社の5Pだけ。来週から。

短期的には、エロ系で仕事を取り金を稼ぎ、それを資金源に中期的にレディコミの長い仕事を探し、長期的には長編小説を出すと言う計画である。運と才能と言う点は置いといて、できなくはないとは思うのが。

秋刀魚の味噌煮

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煮た。

サンマが安い。初サンマの季節だが、たぶん、前のシーズンの冷凍サンマの残りが、安売りで出ているのであろう。もちろん、安ければかまわない。エコも無農薬も環境にやさしいもメタボにやさしいも、いらないから安ければいいのだ。メタボにやさしいは、少し気になるか。

サンマが安いが毎回、塩焼きなので変化をつけてみた。意外と生臭くなくなったので、トウフも入れてみた。通常は、魚の煮物は余計な具を入れると、どんどん臭くなる。

昨日はツレが店のシャッターを壊したそうで、家に帰ってこない。いるべき人がいないというのは、生活のリズムが壊れて変な感じだ。

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オカヒジキ再び。安いのだ。50円。

酢とよく合うのがわかった。マヨネーズとは相性が悪かった。

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小説の最終章の第一稿が完成。次は文章を直しながら、かつ、資料にも当たりながら、二稿目に入る。しかし、こういう金になる予定のないものに、時間を浪費するのは、なんとも不安なものである。ちゃんとこれ以外の部分で稼いで全体ではペイするようになっているのだが。自由業では、すべての状況は、常に変化して行く物なので、それに対応して自分が変化して行くしかない。対応ができなくなった時が、転職する時期だな。自分を食いつぶすアメーバーのような物だ。意味がよくわからないな。

何十年も化石のように変わらない(ように見える)職業の人もいるが、年齢とともに実にうらやましく見えてくる。内情はまた違うのだろうが。

先々週、出版社に送っていたレディコミ童話の営業のネームが、さくっと無視されたので次の出版社に送る。順番に回って行く。

アジ

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アジの唐揚げを甘酢に漬けてみた。

なかなか手が込んでいる。いつもは、油が跳ねるのがいやなので、低温で煮るようにやるのだが、たまにはカラッと揚げてみようと強めにやった。でも、中火。

相変わらず小アジが安い。100円。

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全体像。他は、キャベツとガンモドキのシチューなど。最近は珍しく牛乳をよく買ってるので、ちゃんとシチューに牛乳を入れた。まるでシチューのような味になった。

今日は起きたのが昼の12時。

寝たのが深夜の4時。最近、喘息なのでパワードラッグでノドのスプレーを買って来た。変な笑い方をして咳き込むとたちまち気管が腫れて、のどが笛のようにピーピー鳴りだす。

小説の最終章の第一稿目を書く。途中で葬式が入って中断して、忘れてたが、また波に乗って来た。こういうクリエイティブなものばかりではなく、ちゃんと目先の金になるような営業もしなくては。プロフェッショナルな発想だな。

葬式

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葬式で北海道に行く。頭の中を流れるBGMは三上寛の「葬式」だ。

遠いので、こういうのがあると大変なのである。夏の行楽シーズンで片道ずつ当日購入、ということで、一番高いチケットになり、飛行機代が往復で7万円弱。うひい。俺の方が口から霊魂を出しそうになった。エアドウなど安い飛行機会社は、手荷物の受付などのシステムがよくわからなったので、普通に行きも帰りもANAにした。

行きは家から母親の家まで、合計8時間もかかった!韓国より遠い北海道。羽田空港で2時間待ち。

田舎には、どうも葬式にしか帰らないのだが、今回は喪主ではなく施主なので、気が楽だ。北海道地方の葬式のしきたりなのか、やたらと寝ない行事が多い。一晩中、線香とろうそくを絶やさないなど。最近は、工夫されてるようで、蚊取り線香のような渦を巻いた線香も置かれており、線香の番はしなくてもいいらしいが、それでも地域の伝統として、今でも長い線香を絶やさないために寝ないようだ。非合理的だが、田舎とは普段ご無沙汰してるので、地域の伝統にも付き合う。たまにだから、それも悪くない。

あと、三日間に及ぶので、なかなか帰れない。会社勤めの人は、途中で帰るのだろうか。だいたい、その前に危篤の夜があり、その日も徹夜になってることが多いから、それも含めると4日間、ほぼ徹夜になる。危篤→仮通夜→通夜→葬式。真面目に全部起きてると、葬式をもう一つあげないとならなくなるので、どこかで寝るのだが。北海道の葬式は長くて寝れない。インディアンの習慣であるポトラッチ合戦という言葉が頭に一晩中浮かんだ。

坊さんの宗派によってやり方が違い、お経が重低音と低音(ユニゾンか?)の二重奏で面白かった。木魚と鐘の他に、拍子木も使っていたのが、珍しかった。

画像は千歳空港。こんな重い物が空を飛ぶ訳がない。

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千歳空港で、特盛り天丼。食い過ぎる。

せっかくなのでグルメ葬式紀行にしようと思ったが、二食しか外食はできなかった。次の葬式では、もっと外食を増やしたい。早く、誰か死なないものか。葬式食事を三日も食ってたら、かなり太った。これが、生だ。北海道の葬式弁当や定食はかならずメロンが付いている。

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実家はもうないのだが、再婚した母親の家の近く。

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同じくそのへん。

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コンビニで北海道ローカルぽいものを買うがコーラは違うかも。北海道ミルクプリンは290円! 冠婚葬祭なので贅沢する。通夜と葬式では、子供の頃以来会っていないイトコや親戚に大量に会う。わかったことは、人間は歳を取るとみんな親に似てくる。親の年齢になり、身体の老化が同じくらいなるのだから、当たり前だが。

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帰り道の電車。寂れた感じの塩谷海岸。

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北広島のあたり。広島と言っても北海道。

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帰りは石狩丼を食べる。イクラと鮭刺身が二切れ。1100円。セットになっていてビールも頼んだので、もちろん食い過ぎたが、素直にウニイクラ丼にすべきだったか。

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霧煙る千歳空港。サミットの警備で各地から警察官が来ている。神奈川県警もいた。飛行機で通勤も可能だが、道警の施設に泊まってるのだろう。

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おみやげ品。生キャラメルは900円弱! 旅行じゃないと買わない値段だ。味は溶けたキャラメルと変わらない。

帰りは羽田空港からリムジンバスで吉祥寺まで直通で帰った。1200円。特に利便以外は期待していなかったのだが、夜景がすばらしかった。

最後に渡された葬式弁当を、持ち帰って開けてみたらかなりやばかった。真夏なのに、刺身や生寿司を折り詰めに入れるのは、いかがなものか。東京まで8時間かけて帰る客は想定していないとは思うが。ここで、もう数人、食中毒で殺しておいて、商売を繁盛させようと言う典礼会社の気配りであろう。商売熱心である。

元サッカーの中田のように旅人モードになってしまい、なかなか日常に戻れない。

鯛頭



http://jp.youtube.com/watch?v=6pb9J_D7yLE&feature=related

朝からバケットヘッドという人の動画を、ユーチューブで見る。これは変な物だな。ジャイアントロボの海外版のテーマ曲をやっていたが、これが実に元気のない曲で面白い。死人とかミイラぽい。

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鯛の頭が安かった。75円。いつも潮汁にするので、違うことをしようと、醤油とミリンに半日漬けてから焼いた。うまいが、予想通りすごくこげた。最弱でこれなのだから、どうしたらいいのか。ひたすらひっくり返せば良いのか。

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全体像。昨日の夕食。

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ビスコ。おやつ。なかなかうまい。甘いものはうまいな。

今日もたいへん眠い。寝たのが5時くらい?起きたのが昼の12時。ちょっと早くしてみたら、実に眠い。当たり前の話だが。

小説を書く。エロ雑誌に営業する作品のプリントもする。

コーン

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今日は品数が多い。

シシャモの残り。冷凍ハンバークと冷凍コーン。コーンはうまいな。カレーのスープ。あまりうまくない。中に浮かんでいるのは魚肉ハンバーグである。

非常に眠い。成人は5時間眠れば生物的にはだいじょうぶなはずだが、眠くてしかたがないのは、なぜだろう。まだ、成人していないということか。爬虫類のように一生成長を続けるのだろうか。

今日は起きたら、午後1時。寝たのが朝の6時。

昨日は、『血の袋』の最終章の下書きに入る。プロット→下書き→清書という流れで完成だ。漫画と同じ流れだな。

すぐ金になる短期的な営業もしなくてはならないのだが、実話雑誌などエロ系はこれ以上衰退しようがないほど、減ってるしな。と言っても、営業はするのだが。激しい閉塞感だな。

マダルなど

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たまたま、ヤフオクで掘り出し物の安物がまとまって出たので、たくさん届く。

ネパールの太鼓のマダル。ミニサイズで22センチほどのもの。おみやげ品のような物だが、これくらいの大きさの方がライブに持って行きやすい。音が意外とすごく良い。ダブラのようだ。

500円。

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パールのウッドボンゴ。豪快にひび割れてる500円。

これ、片方だけ使えば良いかなと。ボンゴは好きだ。このタイプの形のものをひとつ欲しかったのだ。

これのチューニングキイだが、特殊なものなので、さっき楽器屋に注文した。ユザワヤでボックスレンチだかいうのを見つけて買ったが、サイズは合ってるが、奥行きが合わなかった。むづかしい。というか、すでに本体よりレンチが高い。

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出た!

汽笛!1円。汽笛とはなかなか珍しい。クラクションのような音がして、たいへん爆音である。

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中はこんなシングルリードになっている。物好きだな。

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食った。豪華なシシャモサンド!見栄えがするなあ。

『血の袋』の最終章『幽霊対空手』のプロットを立てた。

Appendix

プロフィール

神田森莉

Author:神田森莉
神田森莉(ハム社長)というホラー漫画家、自作楽器製作家。

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