昨日の私の不審な行動


























『チンコス新春クロスロードブルースツアー』
2008年1/3(日)新宿ゴールデン街 BARたちばな診察室
http://www.tachibana-mari.net/
新宿区歌舞伎町1−1−8 2F
新宿花園ゴールデン街 花園三番街
TEL 03−3208−4148
(以下、仮)
OPEN:20:00
START:21:00
料金 通常料金+ライブチャージ500円
チンコス(佐藤丸美、神田森莉)




堀江は自分の腹がじゃまで、ペニスを見ることができない。そこでブラインドタッチで、執拗に洗った。(もしかして、これを使うことがあるかも知れない……)それを考えると堀江は興奮で脱糞しそうになった。冗談のように書いてあるが、本当に子供の頃から堀江は興奮すると、ウンコを漏らす癖があったのだ。おかげでいつも、ウンコ臭かった……しかも、それを同級生たちに知られていた。小学生くらいの人間は、情けや同情心、人の心の痛みを知らない。邪悪性のみで構成されている。だから、堀江は格好の餌食だった。彼らは昼休み時間になると、堀江を取り囲んだ。そして『ウンコ!』『臭いウンコ垂れ!』を囃し立てた。すると、もちろん堀江は泣いて興奮して、ウンコを漏らした。決まったスイッチを押すとウンコを垂らす機械仕掛けのウンコ箱のようなものである。はっはっはっ!午後の授業が始まり、先生が来てウンコを漏らして泣いている堀江を発見する。教師と言うものは、そのトラブルが起きた原因を解明しようとは決してしないものなので、目の前にあるウンコを漏らしてケツの回りを茶色い汁で染めている堀江だけ激しく叱りつける……ああ、神様、それが六年間に渡り、毎日続いていたのです。ウンコを漏らして泣きながら、堀江はその人生、唯一の幸せと快楽である肉を貪るように食い続け、当然の結果、このような体重一〇六キログラムの無能かつインポの豚二九歳ができあがったのである。






それから、長い年月が過ぎて行く。
ロッキード事件では、『記憶にございません』で、すべて切り抜けた右翼の親父がいたかと思えば、今となっては、どうということのない並のレベルのタレントであるキャンディーズが大袈裟に騒ぎ立てて引退。
農場でピーナッツを作っていたジミー・カーターは、大統領になりアメリカ合衆国中を不況にしクビになったが、そのうっぷんを晴らすように、その後は元大統領の肩書きで、世界中の外交に口を出し、物笑いになったり、ロナルド・レーガンも、やがてアルツハイマー病で嫁の顔もわからなくなり死去。
モハメド・アリは今ではパーキンソン病だ。
田中角栄は死んだ。大平正芳は死んだ。鈴木善幸は死んだ。竹下登は死んだ。宇野宗佑は死んだ。宮澤喜一は死んだ。橋本龍太郎は死んだ。小渕恵三は死んだ。横山やすしは死んだ。横山ノックは死んだ。高田渡は死んだ。ジャイアント・パンダのカンカン、ランラン、フェイフェイ、ホワンホワン、チュチュ、トントン、ユウユウも、みんな死んでしまった。お宅のゴールデン・ハムスターも死んだ。次に飼ったジャンガリアン・ハムスターも死んだ。お隣のモルモットも死んだ。近所の公園の土の中では、一メートル四方当たり九千匹のササラダニが一日で死んで行く。あなたの皮膚の上では、一分間に一万匹のウイルスが生まれては死んでいる。武蔵野市のはずれにある長い間、人の住んでいない廃屋の中では、死んで乾燥した女子大生が、粉末になってさらさら揺れている。
死体だらけの長く果てしない時間の河の、粘りつくような腐った臭い。










Author:神田森莉
神田森莉(ハム社長)というホラー漫画家、自作楽器製作家。